派遣村 就活費2万円支給後所在不明200人
年末年始に住居がない失業者に宿泊場所や食事を提供する東京都の「公設派遣村」で多数の無断外泊者が出た問題で、当初の利用者562人のうち、7日午後8時現在で200人以上の所在が不明になっていることが同日、都の調査で分かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100108-00000064-san-soci
所在不明者は都が就活費として現金2万円を支給した6日から続出。都は規則違反者は強制退所にするとしたうえで、18日朝をもって派遣村の閉所を決めた。
それにしても、たったの2万円がもらえただけで外泊するというのはよほど、お金に困っていたのだろう。確かにお金のない時は数十円でもありがたいものだ。私もお金が無いときは本当に心細い思いをしたものだ。
2万円というのはサラリーマン等定収がある人にとってはそれほど大きな額ではないが、それでも、月の小遣いが3万円、人によっては3千円、という人もいたりするから、職についている人にとってもかなりありがたい額である。
それを就職活動ではなく、外泊のために使ったりするのは気持ちはわかるが、ダメだ。そういう考え方をしているから定職につけない結果を招いているのかも知れない。
あまりそういう人は多くないと信じたいが、いわゆる怠惰な人が職につけないのではなかろうか?あるいは分負相応な、特に技術も知識も無いのに、誰もがうらやむような地位も名誉もあるような職業につきたいと願うとか。
どんな仕事でも一生懸命やります、と言えばパートやアルバイトなら何とかなると思うのだが・・・
時給800円で1日8時間働いて6000円。これを月20日で12万円。学生レベルの生活から何とか生きていけるレベルだ。これが嫌なら、必死で努力して何か資格を取るとか、パートから正社員に昇格できるような力を身につけるとか何らかの方法はあるはずだ。
常に希望を持って全力で働いてもらいたいものだ。